夜空を見て宇宙に思いを馳せるのは科学者だけではない。

人類は古くからオーロラなどの天の異変を観察して記録に残し、現代では多くの人がデジタルカメラで撮影したオーロラ写真をSNSに掲載しています。
オーロラの世界的な拡大は、宇宙では人工衛星の故障や衛星通信の異常、地上では誘導電流による大規模停電を引き起こし、宇宙インフラや電力ネットワークに依存する現代社会を脅かす自然災害のひとつ「宇宙災害」として、近年関心が高まっています。
本研究では、この「宇宙災害」を軽減のために人文系と自然科学系の研究者が連携し、同時に、世界初となる市民参加型宇宙環境モニターの実現や、未知のオーロラ観光名所の開拓などを通して、現代社会における先端科学と市民の新たな関係を築いていくことを目的としています。
本研究は、平成27年度から、学融合共同研究「オーロラと人間社会の過去・現在・未来」(代表:片岡龍峰)として、総研大・学融合推進センターからの支援を受けています。

プロジェクトメンバー

片岡龍峰  国立極地研究所・准教授(宇宙空間物理学、オーロラの研究)
磯部洋明  京都大学大学院総合生存学館・准教授(太陽物理学、太陽活動現象の理論的研究)
山本和明  国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター・特任教授(19世紀日本文学の研究)
武居雅子  総合研究大学院大学 文化科学研究科(香道の研究)
宮原ひろ子 武蔵野美術大学・准教授(樹木年輪を用いた太陽活動復元の研究)
早川尚志  京都大学大学院文学研究科・博士前期課程(東西交渉史)
玉澤春史  京都大学大学院理学研究科・博士後期課程(太陽物理学及び科学コミュニケーション)
河村聡人  京都大学大学院理学研究科・博士後期課程(太陽圏物理学)
寺島恒世  総合研究大学院大学 文化科学研究科日本文学専攻・教授(和歌文学の研究)
中村卓司  総合研究大学院大学 複合科学研究科極域科学専攻・教授(超高層大気の研究)
藤原康徳  総合研究大学院大学 複合科学研究科極域科学専攻・博士課程2年(流星の研究)
鈴木秀彦  明治大学理工学部・講師(地球惑星大気物理学、主に大気発光現象を研究)
岩橋清美  国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター・特任准教授(日本近世史(文化史))

研究協力者

坂口歌織  情報通信研究機構
宮岡宏   国立極地研究所
福田陽子  東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻

協力写真家

八重樫あゆみ

データ提供者・2015年度

1 中島克仁 北海道
2 take フェアバンクス
3 MacNagao アイスランド
4 中井太郎 フェアバンクス
5 CHAN2YOU アイスランド
6 安田幸弘 フェアバンクス
7 福島円  フェアバンクス
8 TTakahashi ホワイトホース

Webサイトプロデュース

小野梨奈 合同会社カレイドスタイル